MX100インタービュー

VOL.15 東京ブラススタイル 本村彩織(トロンボーン) 平野なつき(ベース)
VOL.15 東京ブラススタイル 本村彩織(トロンボーン) 平野なつき(ベース)
11人の女の子がアニメの名曲をブラスで吹きまくる “東京ブラススタイル”。2008年ジブリ・アニメのカバーアルバム『ブラスタジブリ』の大ヒットに続き、今年の6月17日には初のベストアルバムを発売し、まさにノリにノっている。東京ブラススタイル(ブラスタ)の中でも仲良し2人組であるトロンボーンの本村彩織さんとベースの平野なつきさんは、約1ヶ月前からMX100をお使いなのだとか。
気持ちが盛り上がって、「ワタシ、この世界を回してる?」って気分ですよ!(笑)気持ちが盛り上がって、「ワタシ、この世界を回してる?」って気分ですよ!(笑)
 お揃いでMX100導入に踏み切ったという2人だが、実際に自分の部屋にやってきたときのファーストコンタクトは、どんな印象だったのだろうか。
本村「本格的なオーディオにしては、小型やし、ひとつにまとまっているし、思ったよりも重くなくて、すごく親しみやすい感じが伝わってきましたね」
平野「実物はすごいスタイリッシュで、どこに置くかしばらく悩みましたけど、テレビの音も出したかったので、テレビの横に置いています。時計の表示も大きいから見やすいし、もうすっかり部屋の一部です」
本村「私、機械とか全然ダメなんですよ! 初めてミニコンポを買ったときに、スピーカーをしばらく左右逆につないでいて、3年ぐらいたってから先輩に言われて気付いたくらいですから(笑)。でも、MX100はコンセント挿してCDを入れたら音が出たので、すごい楽でした」

 本村さんは部屋のどんなところに置いていますか?
本村「部屋がまっピンクなんですよ。だから最初はちょっとそぐわない気がしたのですが、ワンポイントでカッコイイ要素を入れるのもアリかなって。結局は、楽器を練習するときにベストポジションの位置に置くようになりました、ライブの練習など、自分たちのCDをMX100で鳴らしながらトロンボーンを吹いています」
 トロンボーンという楽器、本気で吹くとかなり音量が出るのだが、MX100はそれに負けないのだろうか。
本村「負けませんね。むしろ、ガツンと来る音の中で埋もれないように吹こうと思うと、より良い練習ができます。私の部屋は完全防音になっているので、周りを気にせず吹いてしまうのですが、それにも負けないくらいの爆音で鳴らしても平気でした」

 基本、爆音なんですね(笑)。
本村「めっちゃ爆音です。それでメタルとかハードロックとか聴くのが大好きです! MX100で聴くと、各パートがクリアに聞こえてきて、聴く側としてはすごく気持ちがいいんですけど、演奏する側としてはむちゃプレッシャーがかかりますよ。ブラスタ11人の中の自分の音がはっきりと聞こえますから、ちょっとでもミスったら絶対バレます(笑)。もう、ゴメンナサイって感じ!」
平野「比べてしまうと、今まで私が聴いていたシステムでは、もやっとした音でしたね」
本村「MX100は、各楽器の音が聞こえながらも、でも全体でひとつの芯のある感じで、ダーンッと来るんですよ。だから、自分の演奏じゃなければ、酔いしれられる感じです。気持ちが盛り上がって、『ワタシ、この世界を回してる?』って気分ですよ!(笑)」

自分たちのCDに合わせて、振り付きで練習するときは、もう1人ライブ状態ですね(笑)。そこが武道館、みたいな
自分たちのCDに合わせて、振り付きで練習するときは、もう1人ライブ状態ですね(笑)。そこが武道館、みたいな 平野さんは、どんな音楽の聴き方ですか。
平野「私はもっさん(本村さんのこと)とは逆で、どちらかというと音楽をかけてリラックスしたい方です。もともとジャズでベースを始めたので、ピアノトリオのCDなどをよくかけていますね」
本村「ホント、2人って対照的ですよね(笑)」
平野「でも仲いいもんね」

 普段、お互いをどう見ているんですか?
平野「もっさんの真っ直ぐな感じが私は好きで、ライブとかでもスピリットを感じるところがいいですね」
本村「どんな瞬間でも、その場その場を、魂を込めて演りたいんですよ。例えお客さんが数人でも、魂を込めた音楽を届けたいんです。私は」

 では、本村さんから平野さんを見たら?
本村「なつきさんは、こんな天然でおっとりしたしゃべり方なのに、案外しっかりしているんですよ。実はいろんなことを考えているて、熱いものを持っているけれど、それを外に出さないところがまた良いんですよね」

 東京ブラススタイルの皆さん、ライブではかなり熱いですが、CDの音作りというのは、それとは違うものですか。
平野「やはりCDはライブとは違うと思っています。でも今日聴いてみたら、そのCDらしい音作りが、良い方向で出てるなとは思いました」
本村「レコーディングのときはかなりシビアですよ。ただ、MX100でかける自分たちのCDに合わせて、振り付きで練習するときなんかは、もう1人ライブ状態ですね(笑)。そこが武道館、みたいな。あと、ちょっと危ない子みたいですけど、ファンクをかけて踊ったりもしてます。そういうときは部屋をクラブに早変わりさせてもくれます」

楽器ごとの音がちゃんと聞こえてくるので、まとまりとか迫力はあるんだけれど、聴きやすいんです
楽器ごとの音がちゃんと聞こえてくるので、まとまりとか迫力はあるんだけれど、聴きやすいんです あらためて、自分の部屋で、MX100を鳴らして、どんな印象ですか。
平野「どうしてもベースの音に耳が行ってしまうのですが、今までのスピーカーだともやっとしている感じだったのが、MX100ではちゃんと輪郭があって、中音域の抜けが良いけれどふくよかで温かみのあるベースで、自分が目指している音質と近かったので嬉しかったです。しかも、いろいろなCDを聴いたときに、それぞれのベーシストの音の違いが明確に聞こえるのが良い。
 ベースだけじゃなくて、いろいろな楽器ごとの音がちゃんと聞こえてくるので、まとまりとか迫力はあるんだけれど、聴きやすいんです」
本村「そうそう。だから聴いてて全然疲れないので、家にいるときはずーっと鳴らしています(笑)」
平野「私も私も!それで、テレビが気になるときには、テレビの音量をゼロにして、MX100で音楽を聴きながら画面だけ見てる」
本村「でも、それだめだと思いますよ。地球に優しくない」
平野「おこられたぁ……」

 MX100では、CDを聴くことが多かったですか。
本村「基本、iPodです。聴きたい曲をiPodに全部入れておいて流しっぱなしです。iPodでも音量を上げたときに苦しい感じがまったくないし、イヤフォンで聴いたときのベースの物足りなさも感じないのが良いです。iPodをリモコンで操作できるのにも感動しました。
 あと、あるときパソコンでYouTubeを見ていてあまりの音の悪さに我慢できなくなって、MX100につないでみたんですよ。そうしたらあまりに差が大きくてびっくりしました。ああ、今までの音はYouTubeじゃなくてパソコンが悪かったんだって」
平野「私は、主にCDですね。ケースを開いて、ディスクをスロットに入れて、ジャケットも見る、その作業がまたリラックスできるんです。
 あと、テレビにMX100をつないで音楽番組を見たら、テレビの音ってこんな良い音だったんだって、びっくりしました。歌だけでなくバンドのサウンドがちゃんと聞こえるので、アイドルのバックのベースの人がめちゃくちゃ上手い!とか思ったりして。新しい発見がありました」

 インタビューを通じて、MX100で音楽を聴くことを何より楽しんでいる雰囲気がひしひしと伝わって来た。しかも2人の掛け合いが面白く、ずっと笑いの絶えない楽しい取材でした。

東京ブラススタイル
女の子11人で構成される全く新しいブラス・ユニット、東京ブラススタイル。
2005年の結成以来、インディーズよりリリースされた3枚のアルバムはセレクトショップ『ヴィレッジヴァンガード』を中心に販売され大ヒット、2007年のメジャー・デビュー以来、通算9枚のアルバムと1枚のマキシシングル、1枚のアナログ盤をリリース。誰もが知っている国民的アニメ・ソングの名曲を斬新なブラス・アレンジとハジけたパフォーマンスで魅せ、聴かせます。
公式HP:http://www.brasta.jp/
『ブラスタ・ベスト・ノート/BRASTA BEST NOTE』『ブラスタ・ベスト・ノート/BRASTA BEST NOTE』
(ユニバーサル/UCCY-9000(初回限定盤)/6月17日発売)
インディーズ時代から現在までの“ブラスタ”代表曲を収録した、初のベストアルバム。新曲も1曲収録されている。なお、初回限定版のみ付くDVDには3曲のPVと、中・高校生とともに演奏した映像が収録されている。
[収録曲]キューティーハニー/ルパン三世のテーマ '78/檄!帝国華撃団/宇宙戦艦ヤマト/はじめてのチュウ /ルージュの伝言/風の谷のナウシカ/魔訶不思議アドベンチャー!/サザエさん一家/おどるポンポコリン/空色デイズ/残酷な天使のテーゼ/心得/ダッシュKEIO/さんぽ/21st Century Girls (初回限定盤ボーナスDVD)21st Century Girls/魔訶不思議アドベンチャー!/さんぽ/放課後プロジェクトドキュメント~100人ブラスタ