抜群の歌唱力とセンスあふれるメロディ・メーカーとして数々のヒット曲を送り出している中西圭三さん。音質の高さには定評のあるメーカーとわかっていても、JBL初の一体型・本格オーディオユニット「MX100」で試聴したサウンドは「衝撃的」だったようだ。
*当インタビューで使われている試聴機は、量産前の最終試作品のためディスプレイ部の色が実際とは異なっております。ご了承下さい。


プロサウンドがマイサウンドに。プロフェッショナルの肥えた耳に、JBLの一体型オーディオMX100
のサウンドは、どう聴こえるのか。シンガーソングライターの中西圭三さんに、実際に試聴してもら
った。
中西さんが試聴ルームに入ると、女性ジャズ・ボーカルが静かに流れていた。MX100のカウンター
パンチ、未知との遭遇だ。「デジタルの音は一般的に、クリアだけど硬さもある。でも、この音はア
ナログのレコードをかけてノイズだけ取ったような、膨らみを感じますね」
「もっと本格的に試聴してみたい」とかけたCDは、阿久悠トリビュート・アルバム『歌鬼(GA-KI)
』から、中西さんが歌った「たそがれマイ・ラブ」。1978年に大橋純子が歌って大ヒットした曲だ。
「音の分離がいい。とくに、中音から高音にかけてのきらめきが秀逸ですね。この曲は、場末のクラ
ブでかかってるようなジャジーなフィーリングで、というコンセプトで歌わせてもらった曲なんです。
ピアノとボーカルがクリアで、なおかつ硬くないし、痛くない。いいなあ」
JBLが初めて手がけた一体型オーディオMX100は、幅488mm、奥行193mmのスマートなブラック・ボディの中に、総合60Wの大出力アンプと125mmウーファー/19mmツィーターの2wayスピーカーシステムを内蔵。CDプレーヤーとFMチューナーを搭載し、同時充電も可能なiPodドックも装備されている。
レコーディングの現場では、仕上げの段階でCDに落とした音源を、あえて市販のラジカセで聴いてみるのだそうだ。「ボーカリストの立場で聴くときは、きちんと言葉が立っていて、聞き手に届くことがいちばんのチェック・ポイント。それを邪魔しない音質、音像感になるように音を配置していくのが、ミックスダウンの作業なんです。そういったことをラジカセでも確認するんだけど、最近は、ちょうどいいラジカセが少なくて……。レコーディング・ミキサーはみんな、きちんとした音で聴けるコンパクトタイプのオーディオを探してるんじゃないかなあ」。

最新ミニアルバム『I'm home』から、2曲目「STORY(夏)」と3曲目「帰り道(秋)」を聴いてみる。「エンジニアの表現したい音像が忠実に表されているのが、すごくよくわかります。曲によって違っている僕の声質の差までハッキリわかる。『STORY』は、生楽器の音像感のひろがりがすごくいいし、『帰り道』では、歌がふくよかに表現されている。この2曲は実はエンジニアが違っていて、そのイメージの違いまで手に取るように聴きとれます。なんだか、スタジオでボーカル・チェックしてるみたいだなあ」iPodから曲をかけ始めると、リモコンでボリュームを上げたり下げたりしながら、「ニヤっとしちゃうね」「くつろいで聴きたくなっちゃうよ」と感心しきり。ついには、MX100の真正面にどっかりとあぐらをかいて座ってしまった。AORの名盤、ビル・ラバウンティの「リヴィン・イット・アップ」を聴きながら、「音の分離がすごくいい。ギターがここで、ベースがここにあって…、という楽器の位置関係までハッキリわかる。ビル・ラバウンティは昔から聴いていて大好きなんですけど、こういう大人の揺らぎの音楽は、ファジーな部分が表現できてないと聴いていて安心感がない。(ボリュームを小さくしながら)音量を小さくして聴いてもイライラしないし、神経を逆撫でしない音ですね」
最近、中西さんは旅先でも作曲できるように、昔から好きなギターブランド「Taylor」の携帯用ギターを購入した。小振りになっても変わらない音色と、老舗ブランドの底力に感心したというエピソードを引き合いに出し、それはMX100にも共通する哲学ではないかという。
「昔、ジャズ喫茶でJBLの大きなスピーカーの前に座って何時間も聴いていられたのは、JBLの音のふくよかさ、人間味を再現するところが優れていたからだと思うんですよ。そのクオリティはそのままに、小型サイズになっても音の柔らかさはちゃんと伝えてくれている。コンパクトであることの可能性を追求しているのがすごいと思いますね」
中西さんがイメージする「MX100のある風景」とは?「自宅の居間で、ジャズやアコースティック系の優しい曲に包まれていたいなあ、という時に、このサウンドで聴けたらベスト」
まさに高級オーディオを手に入れた気分になれそうだ。
中西 圭三(なかにし けいぞう)
91年デビュー。92年ダンスユニットZOOに提供した「Native」がヒット、「Choo Choo TRAIN」(03年にはEXILEにより再びヒット)により、第13回JAM広告音楽大競技会作曲賞を受賞。同年自らの「Woman」により日本レコード大賞作曲賞を受賞、第31回紅白歌合戦出場。95年以降PeaboBryson、Christina Aguileraなど海外のアーティストとも楽曲をリリース。98年ブラックビスケッツに提供した「タイミング」はミリオンヒットとなる。最近ではNHK「おかあさんといっしょ」に「ぼよよん行進曲」「まんまるをスマイル」を提供。EXILE Dreamersの1STシングル「ソングソルジャー」のサウンドプロデュース、SEASONSとのNeo-Classicコンサート開催、日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」エンディングテーマを春夏秋冬と楽曲提供。夏には新丸ビルで行われた大丸有エコキッズプロジェクトに於いての読み聞かせと音楽を融合した「うたえほん」企画の開催と活躍の幅を広げている。そして、08年3月19日Vapレコードよりミニアルバム「I’m home」をリリース。。
【PC HP】「PH+OTO」 http://www.keizo.jp
【携帯サイト】「moTOWN」http://keizo.jp
91年デビュー。92年ダンスユニットZOOに提供した「Native」がヒット、「Choo Choo TRAIN」(03年にはEXILEにより再びヒット)により、第13回JAM広告音楽大競技会作曲賞を受賞。同年自らの「Woman」により日本レコード大賞作曲賞を受賞、第31回紅白歌合戦出場。95年以降PeaboBryson、Christina Aguileraなど海外のアーティストとも楽曲をリリース。98年ブラックビスケッツに提供した「タイミング」はミリオンヒットとなる。最近ではNHK「おかあさんといっしょ」に「ぼよよん行進曲」「まんまるをスマイル」を提供。EXILE Dreamersの1STシングル「ソングソルジャー」のサウンドプロデュース、SEASONSとのNeo-Classicコンサート開催、日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」エンディングテーマを春夏秋冬と楽曲提供。夏には新丸ビルで行われた大丸有エコキッズプロジェクトに於いての読み聞かせと音楽を融合した「うたえほん」企画の開催と活躍の幅を広げている。そして、08年3月19日Vapレコードよりミニアルバム「I’m home」をリリース。。
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■最新アルバム『I'm home』(VAPレコード/VPCC-81596/¥2000/発売中)
日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」で春夏秋冬を綴ったエンディング・テーマ4曲と、新曲「光のかけら」を収録した5曲入りコンセプチュアル・ミニ・アルバム。
■『歌鬼(GA-KI)〜阿久悠トリビュート』(ユニバーサルJ/UPCH-20095/¥3000/発売中)
昨年亡くなった作詞家、阿久悠が遺した名曲を実力派アーティストたちがカバーしたトリビュート・アルバムで、中西は大橋純子の「たそがれマイ・ラブ」で参加。「男性が女唄を、女性が男唄を」をコンセプトに11曲収録。
■『さだのうた さだまさしトリビュート』(ユーキャン/FRCA-1198/\3,000/発売中)
みんなで歌う、さだまさしのうた。ジャンルを超えた10組のアーティストからさだまさしへ、愛をこめて贈るトリビュートアルバム。「ひき潮」で参加。
日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」で春夏秋冬を綴ったエンディング・テーマ4曲と、新曲「光のかけら」を収録した5曲入りコンセプチュアル・ミニ・アルバム。
■『歌鬼(GA-KI)〜阿久悠トリビュート』(ユニバーサルJ/UPCH-20095/¥3000/発売中)
昨年亡くなった作詞家、阿久悠が遺した名曲を実力派アーティストたちがカバーしたトリビュート・アルバムで、中西は大橋純子の「たそがれマイ・ラブ」で参加。「男性が女唄を、女性が男唄を」をコンセプトに11曲収録。
■『さだのうた さだまさしトリビュート』(ユーキャン/FRCA-1198/\3,000/発売中)
みんなで歌う、さだまさしのうた。ジャンルを超えた10組のアーティストからさだまさしへ、愛をこめて贈るトリビュートアルバム。「ひき潮」で参加。
